長期留守宅管理の問題点

修宅は、長く人が住み生活することが前提となっています。
長期留守宅は、通常、住宅の管理が行き届かず、以下の様な色々な問題が発生します。

建物、施設、敷地の問題

通風・換気

部屋を閉め切ったままでいる為、湿気がこもり、床や壁などの傷みが早くなります。
特に、日本家屋では、畳、襖を初め傷み易くなります。

通水

留守宅は、本来「封水」と言われる水が溜まった状態でおかれますが、長期間留守にすると、溜まった水が腐り、上下水道設備が傷みやすくなります。

雨漏り

一度雨漏りが始まりだすと、その場所の天井、壁、床が腐り始め、雨漏りの被害が拡大していきます。

部屋掃除

部屋にホコリがたまりだすと、ダニ等の害虫が発生しやすくなります。

ポスト

新聞を止めたとしても、DMやチラシはポストに入ってきます。
放っておくと、周囲に留守宅であることが判り、不審者侵入による犯罪の危険性があります。

庭等の「割れ窓」問題

庭を放っておくと、雑草が生え、見苦しくなります。
そうなると、ゴミを投げ込まれやすくなります。
一度ゴミが投げ込まれだすと、どんどん投げ込まれ、庭は「ゴミの山」になりかねません。

周囲環境の問題

周囲住民のクレーム

室内の害虫や庭などにゴミからの害虫、悪臭があれば、周囲住民からのクレームとなります。
住んでいれば、大きな問題になる前に解決も可能ですが、長期留守宅では、問題が大きくなるまで気が付かないことが多いです。
又、不審者侵入による犯罪や不審火が発生すると、「管理責任」で罰せられ損害賠償の問題も発生します。

資産価値

長期留守宅を放っておくと、建物の傷みが早くなり、資産価値が下がります。
それ以上の大きな問題として、「空き家対策特別措置法」による影響もあります。
平成26年11月に成立した「空き家対策特別措置法」によって、空家の管理の推進がなされ、適切に管理されていない空き家を「特定空家」に指定することができる様になりました。
「放置された迷惑空き家」が「特定空き家」になると、固定資産税の優遇措置が適用されず、税金は最大6倍になります。
その後、勧告、そして命令が出され、罰金等が科されます。
最悪、自治体による行政代執行となり、その費用も請求されます。
詳細は関連法規をお読みください。